① 書道部部長の横山です。理学部臨床生命科学科に在籍しています。入部した理由は、高校からのノリという軽い気持ちです。
② 書道部は、コンクールと展覧会が3つずつ、計6つのための作品製作を軸として活動しています。コンクールへの出品は任意です。迫りくる締め切りまでに、自分の納得する作品を仕上げることは厳しく、いばらの道です。入賞を目指して一筆入魂も良いですが、自由な学生らしく、展覧会で己の芸術を爆発させることができるのも書道部の特徴です。大学祭や、学外で行う部展などではそんな機会が用意されています。
③ 活動場所:クラブハウス半田山2階
日時:毎週火曜日18時から
部員数:3名
④ 年間活動スケジュール
5月:新入生歓迎会
6月:全国高校生・大学生書道展
8月:岡山県美術展覧会
9月:部展
11月:ふくやま臨書展 半田山祭展
12月:忘年会
2月:追いコン
⑤ 自分の好きな言葉や名言、時には絵も墨で表現することこそ、書道部だからできることです。また、展覧会では作品製作から額入れ、飾り付けまですべて自分たちでします。終始、自分の手が加わることで、書道だけでなく芸術そのものに愛着がわくことでしょう。過去には、ポスターの字を書いてほしいという依頼もありました。自分の字やアイデアが誰かの役に立つというこの上ない喜びと、自分への良い刺激になることは間違いありません。
⑥ 書道部が誇れることは、個々の表現力と芸術性です。コンクールでは毎年入選、入賞を果たし、部の成績としては申し分ありません。履歴書にしっかり書くことができます。展覧会では、それぞれの表現方法で独自の作品を製作し、バラエティに富んでいます。目を引きやすく、外部の方から嬉しい評価をいただいています。もちろん大学祭などでの看板も手を抜きません。おかげさまで、視線に関して言えば、なかなかの注目を集めさせていただきました。
⑦ 書道部の部室には、いろんな筆が入った竹筒があります。竹筒の中の筆は、大筆や小小筆などいつからあるのかわからないほど古いものもあります。いろんな筆を試すにはその竹筒の中から筆を取り出さなければなりません。ある時、筆を取り出すと、古すぎて墨が固まり、近くの筆を何本かくっつけて取れてしまったのです。洗うのも面倒なのでそのまま作品を書くと、かすれと太い線がいい具合に出て、予想外にも味のある作品ができてしまったのです。